2025/09/23 18:25
今回のテーマ「素材と織り方」に関するヴィンテージ用語を解説しますね!

ヴィンテージ古着の素材を知ろう!
ヴィンテージの服を見ていて、「これってどんな生地なんだろう?」と思ったことはありませんか?生地の名前を知るだけで、古着の背景や魅力がもっと深く感じられます。
ピケ(Pique)

生地ピケとは
ピケは、フランス語で「刺す」「突く」を意味する "piquer" が語源で、表面に凹凸(でこぼこ)のある織り組織の生地の総称です。おっしゃるように、縦方向に畝(うね) が走っているのが最大の特徴です。
この凹凸は、地糸(じいと)とよばれるベースの糸と、それをからみ合わせるようにして織り込まれた太めのパイル糸(または浮き糸) によって生み出されます。このパイル糸が収縮することで、生地が引き締まり、結果として縦方向の畝が浮き出ます。
ピケ生地の特徴
通気性・吸湿性が良い:
畝と畝の間に隙間ができるため、空気の通り道ができ、熱や湿気がこもりにくいです。夏の衣料に最適です。
張りとコシがある:
凹凸構造により生地に立体感と丈夫さが生まれ、型崩れしにくいです。
軽い:
同じ厚さの平織り生地に比べて、空洞があるため軽量に仕上がります。
シワになりにくい:
凹凸がシワを目立たせにくく、取り扱いが比較的楽です。
別珍(Velveteen)

コットンで作られた、ビロードのような短い毛羽(けば)のある厚手の生地です。ベルベットに似ていますが、ベルベットは絹などが使われるのに対し、別珍は主にコットンなので、より丈夫で普段使いに適しています。ヴィンテージのジャケットやパンツによく使われており、秋冬らしい温かみのある光沢感が魅力です。
ヘリンボーン(Herringbone)

ニシンの骨(Herring's bone)のようなV字型を連続して並べた織り柄のことです。ツイードやウール素材によく見られ、スーツやコート、ジャケットなどにクラシックで上品な印象を与えます。特にヴィンテージのミリタリーアイテムやワークジャケットで、ヘリンボーンツイルの生地が使われていることも多く、独特の表情が楽しめます。
ダック(Duck)

太い糸で密に織られた、とても頑丈な厚手の平織りコットン生地です。日本語では「帆布(はんぷ)」とも呼ばれます。耐久性に優れているため、主にヴィンテージのワークパンツやカバーオール、ハンティングジャケットといったタフなアイテムによく使用されています。長年使い込むことで生まれるアタリや色落ちも、大きな魅力の一つです。
これらの用語を覚えておけば、古着選びがさらに楽しくなりますよ。ぜひ、生地にも注目して掘り出し物を見つけてみてください!
今日のハッシュタグはこちら!
#古着用語解説 #ヴィンテージ素材 #古着好きと繋がりたい
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店舗情報
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